映画
『おくりびと』
「おくりびと」を鑑賞。
「汚らわしい、触らないで!」
今まで一緒に生活していた人(夫)に向かっていきなり言ってしまうか? 少しぎこちなくも感じるが、日本では死人やそれを連想するもの、いわゆる「穢れ」に対し忌み嫌う風習は土着的に存在するものでしょう。
その意味で、広末の演じる主人公(小林)の妻は、この演技で「非差別の職業」をよく表し、それ故に夫の職業を理解する事の難しさを伝えています。
「死ぬ事は、門をくぐる事」
死という誰も避けては通れない出来事を通し、この映画は友人や夫婦の関係、そして親子の関係が「絆」として、「門」を通るために用意されている、いや、日々の出来事さえも「門」を通る人生の一歩一歩に過ぎず、死から生へと受け継ぎ、バトンタッチは行われているんだと感じさせてくれます。
邦画らしい美しい映像と、音楽(チェロ)がいっそう物語に引きつけてくれます。良い映画でした。
『ダークナイト』
「ダークナイト」を鑑賞。
150分以上もある作品を見るには、なかなか気軽に見に行くって気持ちになりませんが、大好きなバットマンシリーズ、見逃すわけには行かないので映画館に足を運びました。
バットマンシリーズの良さは、ゴッサムシティの排他的で暴力的で、でも人々の生活も平行してある世界感。その中にあるバットマンの正義と相対する悪の存在が、明確にそのダークな世界に競合しているところにあると思います。
本作は、そのダークな世界感をいっそう剥き出しにして、悪役のジョーカー(ヒース・レジャー)をどうしようもなく悪な存在にして、主役のバットマンよりも映画の軸に置いています。
正義と悪、コインの裏表みたいな一体でもろく不安定な関係も、もしも完成された正義や絶対的な悪がこの世にあったとしても、結局はエゴを捨て人を信じ愛する事ができるか?を僕らに問いかけてくる作品でした。
ヒース・レジャーさんのジョーカー最高でした。若い才能の喪失は悔やまれます。
『スピード・レーサー』
「スピード・レーサー」を鑑賞。
水曜日はレディースデーで、いつもは自由席設定のこの映画館も、この日は指定席の日。それは分かります。でもレイトショーで僕を入れて3人しか観客が居なくて、しかも僕のすぐ隣の席におっちゃんが居るって、どんな指定席の決め方? そう、僕が「真ん中が良い」って言いましたけど、言ってくれれば良いのに「この席をご用意しますが如何でしょう?」って、他の人がどこに座ってるかが分かる劇場の人が、頭の悪いスタッフのいる九州某県のシネコンです。
さて、そんなやるせない気分を吹っ飛ばしてくれるこの映画、そう原作は「マッハGoGoGo」です、少し調べると1967年から原作の放送が始まっているので、その年生まれの僕は再放送組なんでしょうね。それでも懐かしく子供のころ夢中で見た記憶があります。
実写版で、スピード感は200%あり、色の使い方(原色がキレイ)、話しの軽さ(わかり易さ)など、見ていて楽しい映画です。
まぁ、それでもこの暑い時期に涼しい環境で時間をつぶす方法を探してる人向きな映画かな?(ごめんなさい)
『告発のとき』
「告発のとき」を鑑賞。
原題「in The Valley of Elah」からは遠く、邦題を決める人の苦悩が伺えます。劇中に出てくる旧約聖書のエラの谷で巨人ゴリアテを少年ダビデ倒す話しが、この映画のキーになって居ます。
アメリカの若者たちが、意味の無い(?)戦争にかり出され、自暴自棄から心身ともにおかしくなってしまうサマを見てると、キリスト教文明になじみの薄い日本人には、「告発のとき」の邦題がしっくりくるのでしょうか?
今年見た映画の中でも、すごく良かった作品のひとつです。
アメリカの苦悩って、縁の無い外の国の事のような気がせず、それは世界を相手に自国のエゴ(勝手)を押し通す、ジャイアンみたいな国だけど、日本がその国の傘の下で平和を教授してると思えば、すこし忘れ去られた感もある「国際貢献」を真剣に考える時期なのでしょう。
そして自国のエゴの犠牲者は、自国の将来の担い手を蝕む結果が待っているのでしょうか?
あ、ノーカントリーに出演した人(ジョシュ・ブローリン)とか出てて、すこしダブって見てしまいました。
『クライマーズ・ハイ』
「クライマーズ・ハイ」を鑑賞。
ここ最近の映画では、かなり期待していた映画です。
楽しみにしてる映画があるって幸せです。
さて、作品のほうですが、自分の仕事にかける情熱ってすごいと思うし、それを組織の歪みや弊害を超えて持ち続ける事って、なかなか出来ない事で、「長い物には巻かれろ」精神でどうしても流されてしまうもんだけど、この映画を見て少しがんばろうかな、、って、小さく芽生えました。
少し残念だったのが、仕事(デスク)と山登り(クライマー)をリンクする描写や、主人公の生い立ち、そして息子との関係など、山盛りに詰め込み過ぎていた感じで、スッキリとストーリーが入って来なかったのがもう一つだったかな、、
でも、堤真一さんの演技はカッコ良く、こうやってブレない人生を歩きたいと思いました。
『Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼』
「Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼」を鑑賞。
依存症って、その重い軽いは別にして人それぞれにありますよね?タバコやアルコール、コーヒーとか、あと寝るときに同じ枕やタオルがないとダメとか。家族や友人に依存したりって、なんらかの形で人って依存しながら生活してるんでしょうね。
私の場合も過去に、コーラ依存やマリオ依存などを経験して大人になりました^^
でも、これが病的に依存して依存症に格上げされると大変ですね。それも殺人依存なんて、、、
殺人を犯すことが自らの快楽につながるなんて、それも社会的には成功を納めた人がです。そのあたりの心の二重性格を別人物を登場させて表現してる点は、なかなか分かりやすい演出と思いました。
いろんな話しを盛り込みすぎな感じはあったけど、十分楽しめる映画でした。
『あの空をおぼえてる』
「あの空をおぼえてる」を鑑賞。
素直に感動できる作品でした。
幸せな日常ってあたりまえのようで、実はほんの少しのきっかけから、とても立ち直れない場所に落ちてしまう事がありえるんですね。
それが、自分のせいでも誰のせいでもなくて、ただ後悔しても涙流しても起こってしまった事を受け入れる事ができなくても。。
竹野内豊の演じる父親役(深沢雅仁)は、そんな受け入れない出来事に思いっきり押しつぶされているの父親を名演しています。
実は、この映画を見るのみはすこし悩みましたが、もともと子供が交通事故でっていうストーリーはつらいですものね。
でも、人って人に助けられて愛されて、そこで気付いて。
そして、少しずつでも立ち直っていく事ができるんだと感じました。それは忘れてしまう事ではなくて、受け入れるという事なんでしょうね。
『砂時計』
「砂時計」を鑑賞。
原作もドラマも見てないけど、映画の予告編にひかれて、GWで人の多い映画館に足を運びました。
(それにしても、映画館も人いっぱいでした。特に「少林少女」は満席だったみたいです)
ゴールデンウイークなどの連休に映画館にいくと、映画を見るマナーが悪い人が多過ぎと感じるのは自分だけでしょうか?
携帯でメールしたり、大声で会話したり、驚きはDSやってる奴!DSしながら映画見るなって、その明かりが目立つから!!まったくこの国のマナーはどうなっているんでしょう。。
と、天に唾を吐く気持ちをふっとばしてくれたのが、水瀬杏役(中高生時代)の夏帆さんです。すごく輝いてて自然豊かな背景のなか、その自然をもっとひきたたせる純粋な演技で大きなスクリーンいっぱいに感動を伝えてくれました。
その反面、大人時代を演じた松下奈緒さんが少しかすれて見えてしまったかな?
ストーリー的には、つっこみ所もありましたが、きれいな風景とその映像、そして夏帆さんの演技に大満足な映画でした^^
『MONGOL/モンゴル』
「モンゴル」を鑑賞。
この作品はアカデミー賞の外国語映画部門のノミネートされた事で脚光を浴びた作品です。
ノミネートが無ければ、この作品に出会う事もたぶん無かったでしょう。。
チンギス・ハーンの半生を描いたスケールの大きな作品で、こんなにモンゴル語を聞くのも初めてで(最初はプチュプチュ言ってて慣れないですが)、モンゴル人のルールというか気質やプライドに触れる初めての体験で、幾分日本の武士道を連想させる部分もあり、ただ圧倒的な自然環境の違いの中、遊牧民族としての文化思想は日本人のそれとは大きく違うと感じました。
ストーリーそのものは、チンギス・ハーンになるまでの伝記・伝説が組み込まれてあり、予備知識がない自分などは、あれなぜ?的に話しが飛んだりする事がありました。この手の映画では最低レベルの知識は身につけて挑まないとダメですね^^
あと、出てくる人に朝青龍に似てる人が多かったのに、あたりまえですが、ミョーに感心してしまいました。
浅野忠信さんは、存在感十分でアカデミー賞ノミネートも納得の演技でした。
『つぐない』
「つぐない」を鑑賞。
福岡では公開して初めてのレディースデイでしたので、劇場はほとんど女性の方ばかりでした。この風の強い雨の日に映画館に足を運ぶなんて、この娯楽もなかなか捨てた物ではありませんね。
なんて関心しながら本編を見ましたが、これが良く出来た作品でした。
映画の色の使い方ってすごく重要と思います。この映画は前半でパステル調の淡い色が多く、後半にかけダークな色使いに変って行きます。最後の告白(?)シーンは無機質なスタジオになってたりして。
又、音楽もタイプライターのタイプ音にリズムをつけて、そのリズムが緊迫感を演出してます。
ストーリーも進行してる話しの時間をちょっとだけ戻して、登場人物の視点をかえて見せたり、ほとんど主役のブライオニー役のシーアシャ・ローナンに対するカメラアングルとか脱帽です。
そうその、ブライオニーの18才を演じてた女優さん。つぐないの気持ちを背負った雰囲気をかもしだして少し冴えないのは、狙ってたのか?あるいは少しだけハズしたかな、、なんてネ。
『大いなる陰謀』
「大いなる陰謀」を鑑賞。
頭を左右に動かす癖のある人!映画館に来ないで下さい!! もし来ても一番うしろの席に座るなど気を使うか、頭動かすのやめましょう!あなたの癖で映画に集中出来ずに、あなたにケリを入れたくなる人がいますから、、、
さて、席を移動して映画に集中です(汗!!)
この作品の原題「LION FOR LAMBS」 うんー、、配給会社さんの悩みどころですね。原題での公開はツライし、でもこの邦題はもっとツライでしょう^^羊じゃなくていっそチキンなら伝わるかな?
作品自体は考えさせられる深い内容でした。きっと世界とか世間で起きてる事って、プロパガンダや商業競争やいろんなエゴとかのコンセンサスを踏んで、僕たちの目の前にある真実になってるんでしょうね。
行動を起こす勇気と、起こさない知恵。真実を求める気持ちと、それが社会のルールと流す気持ち。どちらがライオンで羊なのでしょうか?それではここはチキンと言う事の折衷案で如何でしょう?
あ、僕はニッポン人なので、国際貢献の税金は納めてますよ。ハイ。
『スルース』
「スルース/SLEUTH」を鑑賞。
映画館も春休み作品が多く見たい作品が見つからず、一週間以上映画館から遠ざかってました。
まぁ、夏休みとかも毎度こんな感じですけどネ。。
で、久しぶりに見に行った映画が「スルース」です。作品の内容とか相変わらずノーチェックですが、先日見た「マイ・ブルーベリー・ナイツ」のジュード・ロウが印象に残ってたので、彼見たさでこの映画を選びました。
さてさて、お話の方ですが、やって来ました「睡魔!!」、仕事帰りに見る映画での悪い癖、というかこの手の芝居が前面な映画では、まず睡魔との戦いに勝つ事が重要です。
それでも前半の1stゲームのドンパチ付近から、ぐいぐいと引き込まれる展開になって、でもやっぱり淡々かな。。
僕のスクリーンを見る楽しみの一つのキレイな女優さんも・・・だし。。
見る人を選び、見た人の解釈も選ぶ映画なのでしょうね。
『プライスレス 素敵な恋の見つけ方』
「プライスレス 素敵な恋の見つけ方」を鑑賞。
邦題なんとかならなかったのでしょうか? ただ原題も「HORS DE PRIX」なので遠くはないか?
ちゃんと「プライスレス」の会社も予告前の劇場CM流してたし。。
「アメリ」や「ダ・ヴィンチ・コード」のオドレイ・トトゥが主演。
この人、アメリの印象が強すぎて、ダ・ヴィンチの時は正直??だったけど、この映画ではいい感じです。
いつも、思うのは映画って女優さんで決まりますよね。まぁ、僕が映画を見る基準がそこに重点を置いてるだけかも知れませんが。。
で、この映画もオドレイ・トトゥのパーティードレス姿を見てるだけで幸せで、さらにコメディタッチで軽快な展開が一層楽しくさせてくれます。
ラブ・ストーリーってある種強引な設定と物語があった方が夢が広がって楽しめますよね。この映画も「ツッコミ」は無しでラブ・ストーリーを楽しみましょう^^
『マイ・ブルーベリー・ナイツ』
「マイ・ブルーベリー・ナイツ」を鑑賞。
ノラ・ジョーンズの映画デビュー作で、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマンも出てて、これは見ておきたい映画!と思ってましたが、忙しさにかまけて先延ばしになってたところ、今日はチャンスがあったのでやっと見て来ました。
まあ、40歳過ぎのおっちゃんが見るには少々ツライと言うか、「で、何のお話し?」と聞きたくなる映画でした。
自分自身が失恋も遠い昔に経験したような?してないような?状態なもので、、、
でも、映像が奇麗でアングルがカッコ良く、ストーリーの山も無いけどその分ペース良くスムーズに見れて、レイチェル・ワイズやナタリー・ポートマンが美しく、巧くノラ・ジョーンズと絡んで見応えはありました。
今週末に、ブルーベリーパイを食べてる自分が想像できます(アイスも乗せてね^^)
『魔法にかけられて』
「魔法にかけられて」を鑑賞。
春休み向けのロードショーしかもディズニーなので、休日は人多いかなと思ってました。案の定、キャナルのユナイテッドシネマまで足を伸ばしましたが、見たい時間が完売になってました。
ならばと、パリーグ開幕戦開催中のユナイテッドシネマ福岡に進路変更。こちらは野球の混雑を敬遠してか1/3くらいの人でゆっくり鑑賞することが出来ました。
さて映画の方は、良い意味で予告編に裏切られました。完成度の高い物語で大人の方が見るのにも十分耐える事が出来ると思います。
予告編で人を引きつけて、実際にその映画を見るといっそう楽しめて、広告屋さんの腕の良さなのでしょうね。
ラストあたりがパタパタとたたみかけて話しを終わらせてしまう感じになっているのが少し残念ですが、それでも「ディズニーはディズニー超える!」作品でした。
『ライラの冒険 黄金の羅針盤』
「ライラの冒険 黄金の羅針盤」を鑑賞。
設定について行けるまで時間かかる、いえ最後までついて行けなかったかも。。
感情移入も無理。ん!どの登場人物に感情移入?(クマ?)
この映画、制作費巨額(250億円?)みたいだし宣伝もすごいし(必死?)この春一番の大作なのは分かるけど、もう少し分かりやすく見る人を引きつけるストーリーが欲しいよね。
三部作の一作目で全体のお話しの序曲としての位置づけなのでしょうが、それなら通常料金1800円の1/3の 600円くらいの入場料でいいのでは?
でも、一作目見てしまった僕は、続編も見に行ってしまうんでしょうね^^
一作目が大コケで続編打ち切りにならなきゃ良いけど。。
ニコールキッドマン相変わらず美しくそこは見応えアリでした。
『潜水服は蝶の夢を見る』
「潜水服は蝶の夢を見る」を鑑賞。
土曜日に出かけて映画を見る事は少ないのですが、映画の日だった事もあり天神まで出かけて行きました。
最近、KBCでおすぎさんがしきりにCMしている効果なのか? 映画館は満員で、外から椅子を持ち込んで座ってる人も出るくらいでした。いわゆるすし詰め状態ですが、映画館のスタッフの方の機敏で親切な対応もあって不快になる事も無く鑑賞出来ました。
さて、本作ですが冒頭から主人公の目から見えてる光景(目線)で話が進んで行きます(中盤から変ります)。まばたきをすれば一瞬暗くなりそれを表現。主人公の不便さやもどかしさ、絶望感が伝わってきます。
この映画は実話なのですが、映画で見る分にはあくまでストーリーとして見てしまうので、淡々とした展開には多少の辛さもあります。しかし主人公の想像力と記憶から出る映像美がそれを巧くカバーしてる作りです。
蝶に対するイメージや感じ方が、日本人と西洋の人では少し違うのかなと思います。日本でも美しく身近な蝶ですが、西洋ではもっとゴージャスで、幼虫から成虫になって羽ばたく様にある種の蘇生感をイメージするのでしょうか?
実話物は、実話を超えられないし、物語として構成し味付けを施さないと映画にならないし(興行的にも)その辺のジレンマを感じてしまいます。
きれいな女優さんがたくさん出る映画、ストーリーの重さが和らぎます。
『エリザベス ゴールデン・エイジ』
「エリザベス ゴールデン・エイジ」を鑑賞。
月曜日のレイトショー、さすがに人少ないかな?と思ってましたが、、、
やはりビンゴ!!貸し切りでした^^
久々の一人貸し切りの映画館でしたが、なかなか良い物です。
戸田奈津子さんにお叱り受けそうなマナー(?)でゆったり時間を過ごせちゃったりします。
ただ、時々怖い時もあります。
映画以外の音が聞こえる気がしたり、いないはずの人の影がある気がしたり、、少々ビビりながらの映画鑑賞です。
さて、本作ですが壮大なセットの中で繰り広げられるエリザベスの人として、また女性としての苦悩が表現されています。
時代背景に疎くても、イギリス人じゃなくても、キリスト教徒(カトリック・プロテスタント)じゃなくても、そして日本人でも楽しめる作品でしょう。
特に、女性のかたの方がスーと入って行ける作品でしょうか?
ところで、本作のキーマンの一人でウォルター・ローリー役のクライヴ・オーウェンを見ているとだんだん宇梶 剛士さんに似てる人だと関心して、この人も元「族」かな?と映画そっちのけで想像出来たりしちゃいます。
そして、主演のケイト・ブランシェットは本当に美しく、豪華絢爛にエリザベスを演じきってます。オスカーの獲得は残念でしたね。
『はじらい』
「はじらい」を鑑賞。
三連休明けの仕事を終え家路に着きたい所ですが、今週はタイトなスケジュールで映画見れる日がほとんどない。おまけにこの映画の上映も今週まで、、、
そんな訳で、21:00スタートと遅めでしたが「空中ブランコ」(奥田英郎)が時間を消化してくれて助かりました。。
この映画、官能シーンが多い作品ですが、見に来ている人に意外と女性が目立ちました。女性二人とか、年配のカップルとか、おっさん一人は自分くらいでした。
映画の内容は、フランス映画の語りかけて来るようなストーリー展開と、官能シーンのきわどさと美しさが引き立つ映画でした。
ただ、全体ではやや消化不良かな?
映画って予備知識ゼロでも楽しめないとダメだと思うのが僕の持論です。
この映画は、ある程度の下地が必要ですね。まあ、下地が無い人は見に行かないか。。。
あと、暴力シーンは無駄でしょう。血が出たりとか痛いのツライです見ていて。。
『ラスト・コーション』
「ラスト・コーション」を鑑賞。
今日も睡魔との戦いが序盤ありました。英語なら睡魔が来ても幾分耳に入って来るのですが、中国語(上海語?)は、子守り歌のように耳を素通りします。
トニー・レオンを見てるとだんだん、ノッチかオバマ候補に似てる気がして来て、常に頭の中をノッチとオバマが交錯してしまいます(たぶん、僕だけ。。。)
いろいろ話題のSEXシーンですが、折角の映画にボカシを入れる税関か映倫(わからないけど)の基準が古すぎ。作り手が伝えたいシーンにボカシを入れて映像を傷つけるなんて、映像が台無しです。劇中で、日本軍による映画上映中の大本営発表があったけど、基本的には現在人の僕らも表現の自由に対し規制の渦の中に居る事を実感しました。
ストーリーは、このシーンを伝えたくて2時間45分があったんだなって、思わせるぐらいに良いシーンがあります。
映画って、一瞬の描写にすべてがあると思います。
こんな形の愛もあるんですね。。。
『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』
「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」を鑑賞。
今日は会社での仕事がハードで、その疲労感を引きずったまま映画館のシートに座ったのがまず失敗。監督ティム・バートンが描く徹底したダークな色合いのスクリーンを見ていると睡魔が忍びよって来ました。
それでも、サシャ・バロン・コーエンが登場しての髭剃り対決のシーンぐらいから、だんだん引き込まれ、ジョニー・デップの歌声に才能ある人は何をやっても、、と変に関心してしまったりします。
チョコレート工場もそうでしたが色の使い方、ダークな色合いを全体的に出しながらも、おびただしく噴き出す血の色を絵の具っぽく使ったり、ジョニー・デップの相変わらずなメイクなど色のこだわりが物語をいっそう引き立てています。
ただ血もいっぱい出るし、ミュージカルだし、ジョニー・デップ目当てで見に行ったらハズしてしまう人も多いかな。。
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『アメリカン・ギャングスター』
「アメリカン・ギャングスター」を鑑賞。
167分もある映画です。見る前は、ヤバいなー途中で眠くなったりしたら嫌だなーと思ってましたが、ストーリーにどんどん引き込まれて、あっと言う間に時間が過ぎてしまいました。
デンゼル・ワシントンが表向きは質素な生活を送る麻薬王を演じ、ラッセル・クロウがこの時代には珍しくワイロを嫌う汚れていない警官(でも家庭は崩壊)を演じています。
ラッセル・クロウが野暮ったい感じですが、野暮ったい役なので違和感なく見れます。
二人の絡みは終盤までありませんが、犯人(D・ワシントン)にじわりじわりと近づく捜査の過程や、麻薬王として成功を納めながらも新たな問題が次々起こりその苦悩を描いてる点など見所の多い作品です。
逮捕のシーンなどは、思わず乗り出して見てしまいました。
作品自体タンタンと進み、かつ長時間の為、得手不得手に別れる作品だと思いますが、とても良く出来たすばらしい映画でした。
エンドロールの最後まで見応えありですよW
『シルク』
「シルク」を鑑賞。
この映画いろんな方の感想を見ていると、良い評価をされている方が少なく、正直つまらない映画かな?と思ってましたが、そう言われては逆に見たくなるのも人の心情で迷わず鑑賞して来ました。
で、見た感想はなかなか良い映画でした。まず映像がとてもきれいです。ヨーロッパの風景はもちろんですが、日本の風景もとても美しく、森のみどり色、ユリの花の白、雪の白など強烈すぎるほどの鮮明な映像美です。
あと、なんと言っても坂本龍一の音楽がその美しい映像に重なり合い迫力あるスクリーンとなってラブロマンを盛り上げて行きます。
肝心のストーリーですが、この映画は男性より女性の方が割に共感するのでは?と思ったのが見たあとすぐの感想です。女性が愛する人の事を想う気持ち、それが例え伝わらなくても想い続ける、、そんな心の強さは、何にでも答えを求めてしまい結論づけようとする男性には少し理解しづらい一面に映るかも?
主演のエルヴェ役のマイケル・ピットがその辺りの理解しづらい感じを演じていますが、見ようによっては野暮ったい演技に映っているのが少し残念です。
奇麗な映像と坂本龍一の音楽に物語がプラスされた、そんな映画でした。
『陰日向に咲く』
今年3本目「陰日向に咲く」を試写会で鑑賞してきました。
冒頭、主演のV6岡田准一君の舞台挨拶(サプライズ)がありました。生ジャニーズはカッコ良かったですよ(笑)
パチンコでフィーバーを出すシーンが、ロケで実際のパチンコ店で行った為、フィーバーを出すためにスタッフ100人くらいがパチンコ台に座って必死になっていた(台をいじってフィーバーを出すのは違法?との事)などの裏話を披露されてました。
さて、映画の方は、原作の劇団ひとりさんのベストセラー小説を映画化したもので、大都会「東京」で暮らす人々のドラマを映し出してます。
人間関係が希薄な時代に、親子や恋人などとのつながりの尊さと葛藤がよく表現されていて、とても良い映画に出来上がっています(注:岡田君に「宣伝して!」と頼まれたからではないですヨ)
桃の缶詰、久しぶりに食べたくなりました(笑)
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